復興の願いから日本三大七夕まつりへ。その歴史と進化の軌跡
湘南の夏を彩る「湘南ひらつか七夕まつり」。 色鮮やかな大型飾りが商店街を埋め尽くす光景は、もはや平塚の夏の代名詞です。
今回は、2026年7月3日(金)~5日(日)に開催された、第74回湘南ひらつか七夕祭りのメインストリートである、湘南スターモールを実際に歩きながら、戦後の焼け野原から始まり、日本を代表する祭りに成長した「湘南ひらつか七夕まつり」の歴史と、時代とともに進化し続けるその姿を振り返ります。
始まりは「復興の願い」から(1951年)
物語の始まりは、戦後間もない昭和26年(1951年)。 まだ街には戦災の爪痕が深く残る中、平塚の市民を元気づけようと立ち上がった小さな祭りが、すべての原点でした。
当時、焼け野原に咲いた一輪の花のようなその祭りは、「街を復興させたい」という人々の切実な願いと希望そのものだったのです。

成長期:豪華絢爛、日本三大七夕まつりへ
高度経済成長の波とともに、祭りは急速な変貌を遂げます。 1950年代後半から60年代にかけて、商業振興を目的としてさらに規模を拡大。竹の骨組みに精緻な仕掛けを施した「大型飾り」が商店街を埋め尽くすようになりました。
その圧倒的なスケールと美しさは全国に知れ渡り、平塚の七夕まつりは、仙台・一宮と並ぶ「日本三大七夕まつり」と称されるまでになったのです。
時代とともに:平成、そして令和へ
時代が平成、令和へと移り変わる中でも、祭りの進化は止まりません。
- 進化するデザイン: 飾りのモチーフも時代の流行や技術とともに変化し、キャラクターやその年の話題を反映した個性豊かな作品が登場するように。
- イベントの多様化: 織り姫パレードやサンバチームによる華やかな行進、夜の幻想的なライトアップなど、見どころはさらに多彩に。
その時々の「平塚の空気」を映し出しながら、祭りは常に新しい表情を見せてくれています。

未来へ繋ぐ、夏の風物詩
半世紀以上にわたり、平塚の人々に愛され続けてきた夏の風物詩。 昼間の鮮やかなコントラスト、夜の幻想的な灯り、そして活気あふれる屋台の賑わい——。
歴史と伝統をしっかりと受け継ぎながら、これからも平塚の街は、未来へと繋がる新しい祭りの形を市民の手で創り上げていきます。
今年の夏も、平塚の空に色鮮やかな七夕飾りが揺れる季節が楽しみですね。
湘南ひらつか七夕まつりの歴史を振り返ってみて、皆さんはどのような思い出がありますか?ぜひ、あなたの心に残る風景を教えてください。

1. 平塚駅北口の顔!「都まんじゅう」
まず一つ目は、平塚駅北口のロータリーで甘い香りを漂わせている「都まんじゅう」です。
昭和の時代から変わらぬ製法で作られる、直径5cmほどの小さなおまんじゅう。カステラ生地の中に、白あんがたっぷりと詰まっています。店頭の機械で次々と焼き上げられる様子は、見ているだけでも楽しいものです。
今回の動画では、祭りの散策を終えた後に、この焼きたての「都まんじゅう」の製菓機を紹介。パンケーキのようなふんわりとした生地と、優しい甘さの白あんは、歩き疲れた体に染み渡る、まさに平塚のソウルフード。地元の人々の日常に寄り添ってきた、変わらない味がそこにありました。

2. 祭りを熱く盛り上げたブラジル!「ガラナ・アンタルチカ」
そして二つ目は、今年の七夕まつりで大々的にプロモーションされていた、ブラジルの国民的炭酸飲料「ガラナ・アンタルチカ」です。
意外な組み合わせに思われるかもしれませんが、実は平塚市はブラジルと深い繋がりがあります。祭りの会場のあちこちに鮮やかな緑色のブースが設けられ、多くの来場者がこのエキゾチックな味わいを楽しんでいました。
独特のフルーティーな香りと、すっきりとした甘さが特徴のガラナ。暑い夏の日に、氷をたっぷり入れたカップで飲むのは最高のリフレッシュになります。祭りの熱気の中で、このブラジル・テイストが新しい夏の風物詩として溶け込んでいる様子が、動画からも伝わるはずです。
